VINのらんどくダイアリー

ご訪問ありがとうございます。 「一日一生」を銘にさまざまな人生を読書というツールを通して味わっていきたいと思っています。 響きこし言葉に貼れるさみどりの付箋そよぎて林となりぬ

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2006年05月

27歳の甥ががんになり、生きた心地がしない1ヶ月を過ごしています。

数年前に夫のがんで、治療法の模索、選択、病院&医師選びで、一家をあげて奔走した経験があります。

そのとき感じたことは、狭い日本にいながら、医療知識や技術には歴然とした格差があり、患者側がきちんとした情報を積極的に得ることで、より適切な治療を受けられる、ということです。

現在はインターネットや書籍を通して、全世界の標準的または進歩的な治療法を知ることもできる反面、玉石混交のインフォメーションからの賢い選択能力が試されるという課題にも挑戦しなければなりませんね。

甥は本日より、治療開始です。 前向きに取り組んで、乗り越えてほしいと祈っています。

きょうご紹介するのは、1983年初版の曽野綾子氏の小説です。

作家であり、元文化庁長官であられた三浦朱門氏を夫に持たれ、おしどり作家夫婦としても有名ですね。

「不在の部屋」は、日本海に面した封建的な架空の町松野の修道院に生活する主人公の目を通して、シスターたちの禁域に踏み込んだ小説です。

1962年の第二バチカン公会議での戒律の民主化を境に、それ以前の禁欲的な修院と、以後の怠惰な修院との対比が、ご自身がクリスチャンである氏の筆で、精巧に描かれています。

シスターという衣で、世間から尊敬と物質の享受に預かることに慣れていき、だんだん神からも遠ざかっていくシスターたちの人間的な姿が克明に捉えられていて、興味深い作品でした。

亀田兄弟のプロボクシングマッチをTVで観戦しながら、これを書いています。

なにわの弁慶次男大毅クンが公言通りKOで勝利して、ハウンドドッグの歌を熱唱、VINこと私はうっとり聴き入ってしまいました
いよいよなにわの闘拳長男興毅クンとニカラグアのカルロス・ファハルドのマッチが始まります。

すごい!すごいパンチラッシュで、2ラウンドノックアウト!!!有明コロシアムが熱く燃えました。

さて、トーンを変えて、今回ご紹介するのは、「このミステリーがすごい」などで、ミステリー海外部門連続第1位に輝くウィングフィールド第2作目「フロスト日和」です。 1984年に発表した第1作「クリスマスのフロストに次ぐ1987年の作です。


ロンドン郊外の片田舎デントンを舞台に、万年人手不足に悩む劣悪な職場デントン警察署の名物警部フロストの大奮闘ぶりが、こと細かく描かれています。



妻を亡くした男やもめで、ヨレヨレのコートとぼろ雑巾のような黄色いマフラーがトレードマーク。
不潔、下品極まるフロストの魅力があふれんばかりです。



イギリス独特のユーモアが本全体に散りばめられて、とにかくおもしろい!
あなたもきっと、フロスト警部の魅力のトリコになること請け合いデス。

2,3日前、車で30分ほどの付近の山にわらびを採りにでかけました。

ゴールデンウィークまでが勝負といわれているわらび採りですが、そこここに空に向かっているわらびがいて、胸がワクワクしました(*^_^*)

山菜採りの経験のある人で、この高揚感を経験しておられる人はたくさんいらっしゃることでしょう。

わらびは、しゃきしゃき感を残しての保存がなかなか難しいので、採りすぎにブレーキをかけながらの採集でした。

本日ご紹介する精神科医であり作家であるキューブラー・ロスは、2004年に死去されましたが、生前の彼女の偉業は全世界の人々に共感とともに受け入れられ、現在も受け継がれています。

彼女を一躍有名にしたのは、著書である「死ぬ瞬間」によってでした。

人間が人生最後の危機に際して、どのような過程をたどって死への受容にたどりつくのか、また愛する人の死をどのようにして受け入れるのか、という、いままで明るい場所で語られることのなかった聖域に初めて踏み込みました。

「死ぬ瞬間」を発表して以来、彼女が中心となり、多くのワークショップに関わってこられました。
本書は、これらワークショップでのあらゆる質疑応答をまとめたものです。

先日も、ある医師による生命維持装置の取り外しに関しての事件が新聞を賑わしていましたが、「どんなかたちにしろ、慈悲殺には絶対反対ですが、人工的に死の過程を引き延ばすことなく、患者に自分が選んだ通りの死を迎えさせることはいいことだと思います」という彼女の言葉は私の胸の奥にひびいています。

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