某会場で年に1度の夫の所属するグループの油彩画展が開かれています。

昨日買い物のついでに夫と覗いてみました~。
受付に私も親しくしているメンバーが2人いて、ちょっとした差し入れを渡して話していたら・・・
夫が入ってすぐの入り口のところに貼っていた紙を許可もなく猛烈な勢いで剥がしていました^_^;
ある議員さんの作品展への挨拶状。
「こんなもん!! オレ大嫌いやねん!」
受付の2人も唖然としながら「・・まあ・・ねぇ」と。
「地盤の催し物会場に顔売るヒマがあったらやることせぇちゅうねん!」
ごもっとも^_^;
だけどなんという言葉遣い! そのスジの人かわが夫は!
子どもが大きくなったようなワガママ夫を許してくれる仲間あればこそ・・・
たしかに私が甘やかしすぎましたけど・・・すみません
さて本日は渡辺容子氏著『魔性』です。
「鈴木珠世は29歳で、独身、元OL。
引きこもりの彼女は、あるサッカーチームのサポーターになっている。
ところが試合当日、サポーター仲間の少女が何者かに殺された。どうやら犯人は彼女たちの近くにいるようだ。
犯人捜しを始めた珠世だったが、思いもよらぬ展開になっていく...。
実力派乱歩賞作家が放つ長編ミステリー」
死者に鞭打つようで申し訳ないのですが・・・凡作です(-_-;)
先日も書きましたが『左手に告げることなかれ』がよかったので著者の作品はほとんど後追いしていますが、いいのとそうでないのとの差がかなり。
まあどんな作家さんも同じことがいえるでしょうけど・・・。
いちばんの欠点は内容の割にあまりにも冗長な筋立てに続く取ってつけたようなラストの締め。
育った環境で母親に対して恐怖心を抱きそれがトラウマとなっている元OLが主人公。
会社を辞めたことが引き金となり引きこもりになった主人公・珠世があるきっかけでサッカーのサポーターのひとりである少女と知り合い、サポーター生活に生きがいを見出しますが、立ち直りのきっかけを作った少女が殺されたことから犯人探しをしながら成長するという成長譚・・といえばいえるかな??
サポーターの一群としての登場人物が多く、犯人探しのためにそれぞれの人物の行動や性格を分析していく作業が何とも上滑りで作品に薄っぺらなイメージを与えています。
かなりの長編でしたが、久しぶりに飛ばし読みの特技を発揮した作品でした(――;)

昨日買い物のついでに夫と覗いてみました~。
受付に私も親しくしているメンバーが2人いて、ちょっとした差し入れを渡して話していたら・・・
夫が入ってすぐの入り口のところに貼っていた紙を許可もなく猛烈な勢いで剥がしていました^_^;
ある議員さんの作品展への挨拶状。
「こんなもん!! オレ大嫌いやねん!」
受付の2人も唖然としながら「・・まあ・・ねぇ」と。
「地盤の催し物会場に顔売るヒマがあったらやることせぇちゅうねん!」
ごもっとも^_^;
だけどなんという言葉遣い! そのスジの人かわが夫は!
子どもが大きくなったようなワガママ夫を許してくれる仲間あればこそ・・・
たしかに私が甘やかしすぎましたけど・・・すみません

「鈴木珠世は29歳で、独身、元OL。
引きこもりの彼女は、あるサッカーチームのサポーターになっている。
ところが試合当日、サポーター仲間の少女が何者かに殺された。どうやら犯人は彼女たちの近くにいるようだ。
犯人捜しを始めた珠世だったが、思いもよらぬ展開になっていく...。
実力派乱歩賞作家が放つ長編ミステリー」
死者に鞭打つようで申し訳ないのですが・・・凡作です(-_-;)
先日も書きましたが『左手に告げることなかれ』がよかったので著者の作品はほとんど後追いしていますが、いいのとそうでないのとの差がかなり。
まあどんな作家さんも同じことがいえるでしょうけど・・・。
いちばんの欠点は内容の割にあまりにも冗長な筋立てに続く取ってつけたようなラストの締め。
育った環境で母親に対して恐怖心を抱きそれがトラウマとなっている元OLが主人公。
会社を辞めたことが引き金となり引きこもりになった主人公・珠世があるきっかけでサッカーのサポーターのひとりである少女と知り合い、サポーター生活に生きがいを見出しますが、立ち直りのきっかけを作った少女が殺されたことから犯人探しをしながら成長するという成長譚・・といえばいえるかな??
サポーターの一群としての登場人物が多く、犯人探しのためにそれぞれの人物の行動や性格を分析していく作業が何とも上滑りで作品に薄っぺらなイメージを与えています。
かなりの長編でしたが、久しぶりに飛ばし読みの特技を発揮した作品でした(――;)