VINのらんどくダイアリー

ご訪問ありがとうございます。 「一日一生」を銘にさまざまな人生を読書というツールを通して味わっていきたいと思っています。 響きこし言葉に貼れるさみどりの付箋そよぎて林となりぬ

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カテゴリ: マンガ

寒気団が押し寄せてきていて半端ない寒さ!8ad1628c.jpg


温暖といわれている当地ですらこの寒さなので寒冷地は想像を超える寒さだろうと思います。

例年より早い雪の被害が各地で起こっているというニュース。

毎年雪下ろし中の死亡事故が絶えませんがどうかくれぐれもお気をつけくださいね。

雪の多い過疎地は大変だろうな~。

労働力としての若者たち不在の高齢者ばかりの山間部など。



衆院選が終わりましたが、結果は押して知るべしの通りとなりました。

私の投じた候補者は小選挙区では予想通り落選となりましたが、辛うじて比例ブロックで当選を果たし胸を撫で下ろしました。

ひとりの力でどれだけのことができるかと思うとき、諦念に似た気持ちを抱かざるを得ませんが、それでも独りよがりの政権に小さな歯止めをかけてほしいと切に願っています。


救いは沖縄の全区で自公以外からの候補者の方々が当選したこと!

辺野古移設など諸々の政策に対する住民の方々の気持ちがいかに強いかの表れだろうと思います。


まず平和!




さて今回は岡野雄一氏著『ペコロスの母に会いに行く』のレビューです。


「母は、人生の重荷を下したかのように、ゆっくりとゆっくりとボケていきました─
62歳、無名の“ハゲちゃびん"漫画家が施設に暮らす認知症の母との『可笑しく』も『切ない』日々を綴った感動のコミックエッセイ!
40歳で故郷長崎にUターンした漫画家(62歳)が、親の老いを見つめてきた日々の、笑えて、温かくて、どこか切ない家族の物語。
第42回日本漫画家協会賞優秀賞受賞!」


著者・岡野雄一氏についてデータベースより
―― ◆ ―― ◆ ―― ◆ ―― ◆ ―― ◆ ―― ◆ ―― ◆ ――  1950年長崎県長崎市生まれ。高校卒業後に上京、出版社に勤務し漫画雑誌などを担当する。
40歳の時、離婚をきっかけに、当時3歳だった息子を連れて長崎に戻る。
長崎では広告代理店の営業、ナイト系タウン誌の編集長などを経て、フリーライターに。
タウン誌などに描いていた漫画をまとめて、『ペコロスの玉手箱』『ペコロスの母に会いに行く』を自費出版。
自費出版本ながら、地元老舗書店で2ヶ月以上にわたってベストテンの1位をキープした。
2012年7月には『ペコロスの母に会いに行く』が西日本新聞社から出版され、認知症の母の今と昔をやさしく描くそのタッチとさわやかな感動が、SNSでの口コミやメディアを通じて広がり、2013年6月現在、14刷の16万部を売り上げるベストセラーとなる。
西日本新聞社と週刊朝日にて連載中。現在も長崎市に在住し、漫画を描きながら、母が居るグループホームを訪ねる日々を送っている。
―― ◆ ―― ◆ ―― ◆ ―― ◆ ―― ◆ ―― ◆ ―― ◆ ―― 

赤木春恵氏主演の映画化で一気に全国区になったので皆さんもきっとご存知だろうと思います。


2012年初め、著者の地元長崎で500部だけ自費出版した本が口コミで人気を集め、Facebookがきっかけで映画化が決定。

西日本新聞社から出版されてから12万部を突破するベストセラーとなったそうです。


主人公は、認知症と診断され施設に暮らす現在89歳の母。

母が見せる『人生の重荷を下ろしたとびっきりの笑顔』や著者のはげた頭を見て名前を思い出すエピソード、時折つぶやく亡き父との思い出話などを描いたコミックエッセイ。


「忘れること、ボケることは、悪いことばかりじゃないんだ。
母を見ていてそう思った」

3章の「母、少女になる」で描いた過去と現在の混沌とした世界を行き交う老母・みつえさんに著者はできるかぎり寄り添っています。

「ボケは神様が与えた最期のプレゼント」といわれるのが頷けるようなみつえさんの雰囲気。

そして4章「父、来る」から5章「父母の旅」と続いて老母の非現実上の遊びを丹念に描いています。

漫画になったみつえさんのかわいいこと!

認知症の親と生活を共にする、というのはきっときれいごとでは済まない様々な肉体的心理的軋轢があることは想像に難くありませんが、ここで描かれているみつえさんを見ているとそんな修羅を感じさせないゆったりした時間経過があります。

そして全篇を通して使われている長崎弁の豊かさ温かさにノックアウトされました~!


余談ですが、「ペコロス」とは、小型タマネギのこと、著者の特徴ある外見から名づけられた愛称のようです


残念ながらモデルとなったみつえさんは2014年8月に死去されたそうです。

ご冥福をお祈りいたします。

ブログを開設したころから縁あってお互いのブログを行き来させていただいているトコさんは私の大切なブログ友であり人生の先輩です。


トコさんのブログにも度々登場されるご近所のYさんとうちの夫の兄嫁のお姉さんが同郷の親友であるという縁が繋がって現在があります。


縁って不思議ですね。


そのトコさんが私のブログの誤字脱字をご指摘してくださってまさに感謝に耐えません。


誠実なトコさんらしくいつも遠慮深げにご指摘くださるのでかえって恐縮するくらいですですが、ほんとうにありがたく思っています。


私自身30年もの間内職で英語の学習参考書や問題集の校正をやってきた長い経験があり、2年前リタイアするまでどんな究極のミスでも見つける仕事師という矜持を持って仕事に当たってきました。


参考書や問題集はほとんど100ページ以上あり、締め切り日までに2回通り校正するという自分に課したノルマを守ってスペリングミスはもちろんドットやクエスチョンの字体や日本語の語句の統一などチェックするのは神経をとても使うのでだんだんいやになってのリタイア。


リタイアした当時は小説を読んでいても自然にミスを探すという姿勢が抜けきらず楽しめませんでしたが、最近ではそういうこともなく、自分のブログでも2度読みもせず書きっぱなしという体たらくです^^;


トコさんも呆れておられると思いますが、ご指摘を待って急いで直すという繰り返し、こんな私ですがこれからも見捨てないでよろしくお願いいたします。




さて本日は変り種・漫画のレビューです。


トコさん同様、あるSNSで親しくしていただいているUNIさんは年齢的には随分若い方ですがとても誠実ですばらしい方です。


ご自身も漫画家ですが、ご主人が岡山・高梁ご出身の人気漫画家という郷土が結んだ縁。


そのUNIさんが原作を書かれ、ご主人が劇画を担当されたご夫婦合作という珍しい作品の単行本第1巻が先日刊行されました。


「漫画ゴラク」に月1のわりで連載されていた作品をまとめて単行本にしたのが本書です。



『極ラクゴ~柳亭奇譚誘話~(壱)』劇画・平松伸二 原作・安江うに

「『ドーベルマン刑事』、『ブラック・エンジェルズ』、『マーダーライセンス牙』等でおなじみの鬼才・平松伸二の最新作!! そのテーマは「落語」!!
原作には、落語に造詣が深い漫画家で平松氏の妻でもある安江うに氏を迎えた夫婦合作!!
孤高の噺家、その名は柳亭綺譚(りゅうていきたん)!!
並外れた話術と演技によって、聴く者を演目の世界に引き込んでしまうという伝説を持つ噺家である。
人生をも変えてしまう落語とは、果たして何なのか!?
『死神』『寿限無』といった古典を平松伸二が圧倒的な迫力で再構成し描ききる、異色なる最新作は衝撃の連続!!
ハマリ込むは間違いなしである!!」



「漫画ゴラク」に連載されていたときからの読者なので再読になりますが、やはり単行本っていいですね。


雑誌に掲載されていたのと雰囲気がちがって、何より1話で終わって物足りなさが残るというような不消化がなく6話通しで読める幸せを感じられます。


そして何よりの目玉は1話終わる毎にその落語の演目の解説がうに氏によって私のような落語に素人でも理解できるようわかりやすく書かれているところです。


雑誌に掲載されていたときは紙面の都合とかで6話のうち解説が削除されたのもあったので、今回は読み応えがありました。


ご主人である平松伸二氏は熱狂的ファンの多い有名な漫画家だそうですが、私は失礼ながらその作品を読んだことがなく劇画に関する感想を述べる資格はありませんが、うに氏の江戸落語への造詣の深さには常々敬服していて、その奥行きの深さゆえの原作と解説であろうと脱帽する思いです。


いろいろ並べましたが、内容が奇想天外のおもしろさ、いわくある過去を背負った主人公・柳亭奇譚のかっこよさといい、情念の深さといい、平松氏の描く画とマッチしたすばらしさと合いまって物語の魅力に嵌まること請け合いです。



また1話ごと柳亭奇譚が語る演目の中の世界と聞き手である登場人物の現実の人生が交差する瞬間の描き方はさすが!と思わせる一流テクニックでまるでだまし絵を見ているよう。



過去に「何か」によって師匠に破門された柳亭奇譚が選んだ孤高ともいえる生き方の裏には裏社会の人間との交流もあるという清濁合わせ持つ「いわく」がそれぞれの話の中で小さな欠片として提供されているのも読者の興味をそそる趣向。


その欠片が巻を重ねる毎に少しずつ集まってやがてジグソーパズルの完成図のように全体が顕わになるのが待ちきれなくなります。


平松氏の漫画を読んだことのない私にはわかりませんがそれが特徴か、善人悪人の区別の明確な画、特に裏街道に生きる人間や心に邪悪を持つ人間がそのデフォルメされたようなセリフとともにすごいタッチで描かれていて慣れていない私には迫力負けしそうでしたが、掛け値なしで早く次の巻が楽しみな作品でした。


いやはや、落語の世界は奥深いですね!

これからもうに氏の解説でイロハから学んでいきたいです。

昨年マンションのベランダで初めてトライしたゴーヤが夏の直射日光を遮るすばらしい日よけとしての役目を果たしてくれたので、今年は欲張ってプランターにゴーヤ、キュウリ、桃太郎トマト、プチトマト、だだちゃ豆を植えました。


以前戸建に住んでいたとき小さな囲いで作った枝豆があまりに甘くおいしかったので、と買ってきただだちゃ豆の苗ですが、夫とともにまったくの素人、それも研究不熱心な2人なので果たして無事にビールのおつまみにできるかどうか??


今朝も早朝目覚めるやいなやこんな会話。

「ゴーヤもういいかげんになってもいい頃じゃないか」

「うん、今朝3本収穫して冷蔵庫に入れておいたから冷蔵庫見てみて」

「毎日愛情込めて水やっている俺を差し置いて勝手にとらないでくれよな」

「じゃ明日の収穫は任せるわ」

こんな冗談をいいながら今朝もやっと20cmくらいに育ったゴーヤを愛でています。



さて本日は異色のマンガをアップしたいと思います。

活字大好きでマンガのシリーズ物は時々読むものの、コミック系週刊誌はほとんど読まない私ですが、昨夏以来首を長くして楽しみにしていた『ビッグコミック増刊号』が登場です。


あるSNSで親しくしていただいている年若いUさんこと安江うにさんのマンガが連載として2度目に登場!

Uさんの経歴を知らぬままお付き合いさせていただいていた私ですが、日記など拝見してだんな様が私と同じ郷土岡山出身の有名な漫画家、そしてUさんご自身も漫画を描かれると知ったのは昨年夏、『ビッグコミック6・17増刊号』に初めて作品が掲載されてからです。


Uさんの日記を通して日本の伝統芸能、特に落語に対する思い入れの深さを知るにつけ、ただのお笑い好きの門外漢である私は感じ入るばかりでしたが、その落語を題材にした漫画「ヨッテケ!柴又演芸ホール 一門の恥」が昨夏の作品タイトルでした。


昨年夏の初登場では「実力派ルーキー」として紹介されていましたが、下町の人情味溢れる雰囲気を醸し出すそれぞれの人物描写はさることながら、笑わせて泣かせる物語の筋立てが絵とフィットして最後に見事な着地を見せたところ、感服したのでした。

題材の糧としての落語に対する造詣の深さや愛情がしっかりと伝わってきて胸に響きました。
小説などに関しては少しは読むので拙いながら読感を書きますが、落語&漫画に対しては本当の無知なので、独自のたどたどしい感性でしかレビューを書けないことは今まで以上に恥ずかしく、詳しい方が読めば目を覆いたくなるようなものであろうと思います。

第二弾目である今回は「ヨッテケ! 柴又演芸ホール 老害」。

タイトルである「老害」は何とも意味深い示唆を私たち読者に与えてくれます。

ここに登場する柿雀師匠の栄光と挫折、その師匠に不遇の若い時出会ったとんちゃんの挫折と栄光、交わった2人の人生の悲哀やそれを取り巻く人情を小さな舞台でこのように表現できるなんてすごいなと思いました。

小説と違って説明的文章を書けない分、余白に込める力量が問われるのが漫画の世界ではないでしょうか。


また初回にはなかった落語に関する豆知識がフッターのところに書かれていて、落語に詳しくない私にはとてもわかりやすく興味を惹かれました。

是非1度柴又演芸ホールに行ってみたい! 

カナダのケベックシティーで開催されていたフィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダ女子の部で昨季世界選手権2位の浅田真央ちゃんが見事逆転優勝しました

前日ショートプログラムで3回転ジャンプの乱れで両手をつき、そのあとの3回転ルッツで踏み切りが乱れ惜しくも3位となっていた矢先でした。

3回転ルッツで転倒したSP4位の中野友加里さんが自由でトリプルアクセルを決め2位に輝きました♪

武豊さんが京都競馬場の第一レースで念願の3000勝を達成したのも嬉しいニュースですね!


経済市場ではくすぶり続けている米国のサブプライム問題の影響で野村證券がすごい損失を出していたり、シティグループの会長に辞任にまで発展しそうな勢いとともに原油の値上がりなどで経済の先行きがとても不安な中、スポーツだけは勝負とは別にほんとうに楽しめます♪



さて本日は4コママンガ、秋月りす氏『OL進化論』をアップしたいと思います。

本と名がつくものなら何でも好きな私はマンガも大好き

今は大家・さいとうたかを氏の劇画を近所の貸し本屋さんから借りて読むのが小学校時代の楽しみでした。

子育て中は子どもの成長に応じていろんなマンガを読んできました。

手塚治氏の作品を網羅した時期や、超ロングランを更新中の『こちら葛飾区亀有公園前派出所』に夢中になった時期もあります。

最近気持ちが落ち込んだとき、1週間ほどずっと読み続けたのが今日ご紹介する『OL進化論』です。


福岡県出身の1957年生まれ、現在奈良に在住の秋月氏ですが1988年『奥さま進化論』でデビュー、本書は1989年から「週刊モーニング」に毎週連載されているものです。

2007年11月現在で単行本27巻が既刊されています。


「OL達の本音と生態がそこかしこに!!
天使か小悪魔か・・・・・!?
こんなにかわいいヤツら、愛さずにはいられない!!
とある会社の総務課を舞台に繰り広げられるOL達の
華麗なる(?)日常。
OL達の表とウラ、かいま見させてあげましょう」

とある中堅の会社の総務課の個性豊かな登場人物・OLの美奈子やジュンとその家族、中間管理職の悲哀を肩に背負った課長とその家族、社長や社長秘書などが毎週4コマの中で生き生きと登場します。

2003年には著者自ら選んだ『特選OL進化論(春)』から『特選OL進化論(冬)』までの4つの季節に分けた自選集が講談社から刊行されています。

女の子の生態に幻想を抱いていらっしゃる男性の方も含めてよかったら読んでみてください。

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